番外編「転職斡旋のプロが教える“面接”」 最も重視するポイント編

あなたが面接を受けるとき、面接官に何をチェックされていると思いますか?

ここでは、中途採用における面接についてお話しさせていただきます。

面接官がチェックする内容は、企業や面接官によって異なります。例えば、“表情や仕草” “話し方” “雰囲気” “過去の実績” “転職理由”など、さまざまな事柄が考えられますが、

私が面接で最も重視するポイントは、「嘘をついていないか?」という人間の本質です。

“嘘をつく事”と“繕う事”は別

本質とは?デジタル大辞泉によれば「物事の根本的な性質・要素。そのものの、本来の姿」とあります。とはいえ本質を見抜く事は難しくほとんどできませんが、本質の一部である「嘘」を見極めることは可能です。面接を受ける方にとっては、「少しでも良く見せよう」「相手が好むような話をしよう」「できない事でも出来る?いや、出来るように努力しますと答えよう」と繕い始めるものです。もちろん、面接試験に合格したいという気持ちがそうさせる事は当然かもしれません。ここで重要な事は、“嘘をつく事”と“繕う事”は別と考える事です。もっと言えば、繕い方をどのようにするかが面接に合格するポイントと言っていいでしょう。

面接官によっては、面接のポイントは、他にあるとおっしゃる方も多いと思いますが、面接中に嘘をつかれたと分かったなら、面接官はあなたを不採用にする可能性が高くなるのではないでしょうか。

採否を分ける一番大きなポイント

私自身もこれまでの人生において何度か面接試験を受けたことがありますが、ほとんどの面接は不合格でした。とはいえ、起業する前の16年間サラリーマンをしていたわけですから、在籍していた2つの企業の面接は合格したわけです。しかしながら、その2ヶ所の内、1ヶ所はコネ、もう1ヶ所は、「君は、なんか面白いね」という、極めて曖昧な理由で合格しました。多分、人手不足で困っていたのでしょう。そんな私が偉そうに面接のアドバイスをすることを生業として20年続けてきたのですから、自分でも驚いております。そんな私が数多くの面接を経験する中で採否を分ける一番大きなポイントと考えたことが、この「繕い方」だったのです。

「繕う」作業とは

さて、私は企業に人材を紹介するビジネスをしている関係で、日々転職希望者の模擬面接を実施しています。この面接は、企業のそれとは違い採否とは関係なく、あらかじめ転職者の本音を理解した上でアドバイスをし、面接対策を講じるためのものです。最初は、緊張し、自ら繕っていた転職者達も“面接に受かるため”という趣旨を理解すると“本音”を話し始めます。さすがに本音をそのまま話して企業の面接に合格することは無いとはいえませんが、難しいことでしょう。ここで、私たちは改めて「繕う」作業に入ります。繕う作業の前に本音を聞くことが重要であり、全てを知りえた上で、その内容のほころびを綴り合せきれいに整えます。なに?繕う作業に入るって、と驚かれる方もいると思いますが、誤解のないように言うならば、先にも記した通り、嘘と繕うは違うという点を転職者に理解してもらう。言い換えれば「面接の場において絶対に嘘をついてはならない」という事を徹底させ会話を組み立てるということなのです。

次回は、「具体的な繕い方について」—

この記事を書いたのは

橋本伸

橋本 伸

16年間のホテル勤務後、1997年国内初となるホテル専門人材会社、株式会社INGエンタープライズを設立し代表取締役に就任。
好きな食べ物は餃子。



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