ホテルで仕事を早く覚えるには?教えて!

国内外からのいろいろなお客様と日々接するホテル業界。慣れないうちは、次から次へと新しい仕事に追われて大変だと思います。心に余裕を持って働くには早く仕事を覚える必要がありますね。どんなことに気を付けていけばいいのでしょうか?そのポイントをお伝えします。

自分から積極的に動こう!

先輩従業員にとって、後輩指導も大切ですが、それよりも大切なのはもちろんお客様への対応です。そのホテルでの滞在中、お客様にご満足いただけるように、あれやこれやと頭を悩ませながら業務にあたっています。  このため、どうしても後輩指導は後回しになってしまいがちです。そこで、ホテルでの仕事を早く覚えたいのであれば、自ら積極的に動いていく必要があります。待ちの姿勢でいては、置いて行かれてしまうでしょう。

いつもメモを忘れずに!

先輩従業員のところに仕事内容を尋ねに行くときには、忘れずにメモを携帯するようにしましょう。先輩従業員は忙しい勤務中に教えてくれるわけですから、何度も同じことを尋ねては、やる気を疑われるかもしれません。人間誰しも一回聞いたことを全て覚えることは困難ですし、メモをとるという行為は「自分はしっかり学ぶつもりがあります」という意志を示す効果もあります。また実際、書くという作業をし、度々そのメモを見返すことによって業務は体に染みついていくものだと思います。

専門用語は自分で調べよう!

先輩従業員はある程度ホテルの知識があるという前提で、指導することもあるでしょう。その時、出てきた専門用語を知らなければ、自分の仕事に支障をきたすだけではなく、お客様に迷惑をおかけすることもあるかもしれません。  ホテル業界には、沢山の専門用語があります。ごく簡単な事例で言うと、例えば「ウォークイン」とは予約のないお客様が直接ホテルに訪ねて来ることですが、この用語を知らなければ「歩いて来館されたお客様」と思い込んでしまうかもしれません。また客室には「ブルーレター」と呼ばれる、お客様からホテルに対する意見やアンケートを記入して頂く用紙がありますが、これも知らなければ「青い手紙?」となってしまうでしょう。ホテルによって使う用語が違うケースもありますが、これらの専門用語は、インターネットや本で簡単に調べることができますので、先輩従業員に尋ねる前にある程度知識として身に付けておくといいでしょう。

お客様の心を読み取る努力!

仕事を最も早く覚えるコツは、お客様の動きをしっかり観察することです。お客様にご満足いただきたいと深い関心を向けていれば、自ずと何をすべきなのかが見えてくるでしょう。お客様の心を読み取ることは困難ですが、その努力をし続けることが大切です。  一日でも早く仕事が覚えられるよう頑張ってください。

この記事を書いたのは

奥泉 剛

大手ホテルチェーンの都内シティホテルにて、法人宴会セールスに従事。その後、派遣業界に身を投じ事務系や料飲系派遣の営業として勤務。現在は(株)INGにて転職相談責任者としてコーディネート業務


 

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